平成16年2月25日

 
2月29日マンドリンの思い出


朝、ある会の成人式に出席した。
今、成人を迎えた人は生まれてから7300日経験したことになる。
僕はさらに7300日すごしてしまった。
そう考えると月日の過ぎるのは早い、と感じた。
僕もあと7300日を大切にしなければならない。

2時、新所沢マンドリンクラブの定期演奏をミューズで聴いた。
いつもながらの曲で始まるマンドリンクラブの演奏。
あの曲、僕は大好きだ。
そして、必ず学生時代を思い出す。

僕は大学のとき、軟式野球の同好会に所属していた。
その同好会は「あかね」という喫茶店を本拠地として名前も
『アカネッツ』といった。文学部の正門前にあった。

「あかね」に行けば必ず誰かに会えた。授業のあきには必ず
「あかね」に戻って、漫画を見たり、サークルノートを書いたり、
友人と語らったりした。コーヒーを何杯もお替りした。
2杯目以降は180円だった。

その、溜まり場、喫茶「あかね」には、ほかにラグビーのサークル
『リスの会』と、マンドリンのサークル『マンドリン楽部』が溜ま
り場として使っていた。

ごっつい体つきでワイルドなラグビー野郎と硬式野球は出来ないけど
かといってテニスのサークルに入る勇気?もない軟式野球の男達のな
かにあって、マンドリンの女性たちは上品に輝いて見えたものだ。

男達のがさつな会話にチリチリチリチリ・・・マンドリンの音色が混
じって、喫茶店『あかね』は、在った。

マンドリンの音色を聞くと、僕はあのころの、純で朴訥で不器用で…
青春の淡い心持ちがよみがえってきて、懐かしさと切なさに包まれる
のである。

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