[ホームに戻る] [視察報告メニュー]
視察報告平成17年11月18日(金)
森林・林業・林産業活性化促進議員連盟視察 


□1 花園こども情報交流館アクロス(花園町)
□2 ふれあいの里いずみ亭(児玉町)
□3 低コスト森林施業地(神泉村)
□4 城峰公園(神泉村)
□5 冬桜の里「神泉」(神泉村)


1.花園こども情報交流館アクロス(花園町)
県内産の木を115立米利用。ホームコネクター金物等の接合方法を採用し、どこでも応用できるような工法で建てた。6ヶ月で完成。児玉の森林組合の杉を使い、他県産材のと同じ値段で建てた。ぬくもりの感じられるいい図書館だった。

花園こども情報交流館アクロス(花園町)


2.ふれあいの里いずみ亭(児玉町)


国の「新山村振興等農林業特別対策事業」を利用し、補助金を活用して建てた。地域のそば愛好会を中心に町と連携して活動。そばを栽培し、打ち、売り、体験させる活動。そばは春秋2回採れるが秋のほうがうまいらしい。成長が早く35日で収穫できるので、雑草より成長が早く農薬もいらない。1反で60kgしか採れない。そば殻を脱穀すると白い。黒いのはがくの粉。秩父も児玉もうどん文化。来客の仕上げはうどんになる。そばは新たに採用したもの。児玉では、うどんと一緒にきんぴらも出すとか。


3.低コスト森林施業地(神泉村)


・こだま森林組合視察・・・間伐して杉を出しても1立米9000円くらいにしか売れない。なのに、木材を切って出すのに9000円から11000円くらいかかってしまう。コストを削減しないと生業として成り立たない。そこで、作業道を作ってダンプが入れるようにして、また、ダンプやスイングヤーダという機械を改造して効率を高め工夫している。今は6000円で木を出せるようにコスト削減した。組合員のための組合、を目指し、かつ、再造林できるだけの余裕が出るようがんばっている。県としては、5つある森林組合を1つに統合し、活性化したい、と願っているらしい。戦後植林しすぎた嫌いもあり、これからは生業の成り立つ山とそうでない山を峻別し、成り立たない山は針葉樹広葉樹の混交林へ転換し、成り立つ山はコスト削減し植林を続けるようにしたいらしい。伐採も皆伐して、その後は植えないで荒らしてしまう山主が多い。伐採も民間業者に頼むとそういう伐採の仕方となることが多い。それはコストを考えるから。埼玉県土38万ha、そのうち森林12.3万ha、うち人工林6万haである。
ちなみに森林組合は1.秩父森林組合2.こだま森林組合3.中央部(比企・大里)森林組合4.西川広域森林組合5。武甲森林組合(セメント)6.横瀬森林組合がある。伐採の多くはこれ以外の民間業者が受け持っているらしい。鴻巣の木村木材が6割くらいとか。

これだけの木を売って5万円くらい

こだま森林組合 改造されたスイングヤーダ





4.城峯公園  5.冬桜の里「神泉」(神泉村)

本庄児玉インター方から車で40分。神泉村は人口1315人の山間の町、川の向こうは群馬県鬼石町。もうすぐ合併して神川町となる。過疎地域指定を受け過疎対策で村営バスが運行されている。学校も小中学校1校ずつ(幼19人、小55人、中38人)。バスで行くと、道みちに冬桜が咲いていて、城峰公園でも冬桜が咲き乱れていた。観光に力を入れフィッシングパーク、キャンプ場、地場産の檜を使ったお宿「冬桜の里 神泉」もある。はとバスツアーがこのところ毎日くるとか。長瀞を回って神泉で食べ、10時頃東京に帰るツアーらしい。
お宿神泉はよい作りで秘密の隠れ家にしたいところだ。

○冬桜の宿 神泉、城峯公園ほか http://www.vill.kamiizumi.saitama.jp/

その他 覚え書き聞き書き】
杉は乾くと変動(変形)しなくなるが、乾燥に時間がかかる。外材のホワイトウッドも変動しないので、建て売り住宅などによく使われる。しかし、一度水につかると水を吸ってしまいダメになりやすい点もある。シロアリにも弱い。金子製材と言うところでは、電磁波でちんして速乾燥させる。植林は戦後の1950年代に盛んに行われた。それが今使い頃になっている。木は少しずつ太っていくが、木材利用が少ないので、その1/8しか利用されないまま。さらに県内使用は2%しかないとか。森林関係者は2万人いる。八高線以西が林業地帯。西川材は節などなく良い品質を誇っているが、その分高い。節がない方がよい、という人が少なくなりニーズが減っていることがいたい。小川、こだま、秩父の方が安い。木材製とコンクリート製、建物の大きさである大きさからコンクリートの方が安くなっていく。


[文頭に戻る]