平成23年 元旦

  「日本人よ、しゃんとしていこうぜ!!  そして、大人の連帯を」

新年明けましておめでとうございます。
自分は県(地方)議会議員ですが、昨年ほど中央(国)を意識しないわけにはいかなかった一年はありませんでした。子ども手当、高校無償化、八ッ場(やんば)ダム。みんな県議会の議案として降りてきました。仕分けされて無くなりそうな林業活性化の予算、スーパー堤防、圏央道は大丈夫なのか…様々な影響がありましたし、今年もあるはずです。
民主党政府による八ッ場ダム、普天間の迷走はその根源を同じにしていますし、なんといっても外交、防衛問題での政府内のちぐはぐが尖閣諸島沖問題、そして、ロシア大統領の北方領土訪問、戦勝記念日制定を誘発させてしまった点で残念でなりません。そして、夫婦別姓法案や外国人参政権付与を通そうとする意志が政府の後ろにしっかり控えています。この国のかたちを変えてしまおう、という大きな意志が感じられます。それは左派と呼ばれる人たちの長い長い念願だったのかもしれません。でも、自分はこの国の国柄(くにがら)は変えてはいけない、と感じています。
 後期高齢者医療制度、障害者自立支援法はどうなるのでしょう。公務員人件費2割削減年金一元化など変えると約束した様々なことがまだ山積しています。また、今年から法人税率は安くなるそうですが、その分すそ野は広げて取るそうです。事業仕分けしても埋蔵金を探しても財源は見つからず、宣言していた配偶者控除は選挙を前に手をつけず、扶養控除や所得控除、そして相続税までいじくり始めました。ガソリン暫定税率はいつのまにか恒久化し、高速道路無料化も簡単にはいきません。政権交代達成のため、自民党政権の正反対のことを全てマニフェストにした。また、受けのよいことを安易に掲げてしまった。そのツケが回ってきたのです。(自民党のマニフェストも受けのいいことを掲げすぎです!)
少子高齢化で社会保障費は何もしなくても毎年1兆円ずつ増えていきます。23年予算案も税収より借金のほうが多く、これで2年連続となりました。政府には、子ども手当と高校無償化の、数少ない成果に固執して日本をだめにしないでほしい。昨年総選挙で、国民が望んだのは、「政権交代」、そのことだけだったのだから。場当たり的な政策に、固執しないでほしいのです。
このまま続けば、拝金主義がはびこってしまいます。そりゃ、もらえるものはもらいたい。でも、日本人は未来の子どもにツケを残してまで、楽しようとは思っていないと私は信じています。
いや、国の悪口を言っていても、何も善くはなりません。国民みんながテレビのコメンテーターよろしく他者を批判するのが普通になってしまった日本ですが、昔から子どもに諭した単純な言葉、「自分に厳しく人にやさしく」で、実践者になっていこうではありませんか。物質的豊かさを追い求め、金銭的にも豊かになった日本。その勢いそのままに、あれもこれも、便利がいいし楽がいい、お金も欲しいし快適でいたいと追求するのではなく、その欲求にちょっと待ったを自らかけて、しゃんとして行く、そんな日本をみんなで作っていこうではありませんか。 
そして、みなさま、そのために我々大人は「連帯」していきましょう。スクラム組んで「連帯」していく。人を信じて自らも頑張る。困った人には手を差し伸べる。子どもには伝えるべきはきちんと伝える。そんな合意も携えて、我々大人が「連帯」していこうではありませんか。
初春を迎えるにあたり、私はそう思っています。「連帯」して、頑張っていきましょう。

「日本人よ、しゃんとしていこうぜ!! そして、大人の連帯を。」


藤本正人のサイン

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