[もの申すメニュー]


平成18年6月13日 第12号



◆公園は、他の公共施設(体育館、コミュニティーセンター、公民館など)とは
ちょっと意味合いが違う! 

体育施設の時間利用、公民館の部屋利用などは利用料を取ってもよいと感じます。
しかし、公園はどうか? どうもそぐわない気がいたします。公園のような公開の空間は
それがあるだけでも緑と空気の面で県民全体に恩恵を与えています。また、コミュニテ
ィーセンターなどと違い同じものが民間にもある、というものでもありません。公園は公
が作るしかないものです。その点で他の施設とは違います。みんなが恩恵を受け、公
で設置するしかないものだから、だから税金で土地を買い税金で整備することに県民
は文句を言わないのです。それが分かっているから、県営の他の多くの公園施設でも
駐車料金は徴収していません。

◆駐車場を有料化しても今ある問題の解決には全くならない!
 単に市と県の懐が暖かくなるだけ

航空公園駐車場を有料化したいのは、隣のミューズ利用者が無料の航空公園駐車場
に車を停めてしまうのでそれをやめさせたいから。それと、通勤の人が不正に駐車場に
車を停めてしまっているからそれをさせないため、そして有料と無料の駐車場が併置さ
れていると変だから、と県から説明を受けました。

確かに市にとってはミューズ利用者が公園の駐車場に停めてしまうのでミューズ駐車場
料金(500円)が徴収できず、困るでしょうし、県にとっても公園利用者用の駐車場をミュ
ーズ利用者が使うのはずるいと思うのでしょう。そしてミューズと同じ料金に有料化すれ
ばそれは解決するでしょう。また、8時半開門後にくる一部の通勤利用者も昼休みの営
業車もなくなります。でも、ただそれだけです。そして、それでは県民にとって懸案の問
題は全く解決されないのです。

県民が困り、求めているのは、春と秋の休日に駐車場が満杯になり長い時間待たねば
ならないことと、それに伴い交通渋滞、事故の危険性が増すので、それを解消して欲
しいということなのです。有料化してもミューズの駐車場も公園の駐車場も満杯になる休
日はしょせん満杯になるわけで、何の解決にもなりません。ただ変わるのは市と県に利
用料が入ってくるようになった、ということだけです。

◆「受益者負担の原則」は乱用してはいけない。 もう公の鷹揚さを取り戻そう!

それにしても、このところ財政難を理由に行政ががめつくなったというか公の鷹揚さが消
えたというか、そんな気がしてなりません。まるでどこかに金を搾り取れる種が落っこちて
いないか、何か理由をつけてお金を取れないものか、と物色して回っているようですらあ
ります。

市の体育館も施設利用はもちろん有料ですが、駐車場も有料、そしてコインロッカーも
有料です。コインロッカーまでお金を取ることはやりすぎのような気がしてなりません。
公務員は、どうしたのでしょう。確かに「公務員はだめだ。民間に習え。」という、昨今の
公務員バッシングはすさまじいもので、県庁にいてもひどくそれを感じます。財政再建
のため、遊休資産は売り、金は取れるところからどんどん取る姿勢こそが、民間企業の
感覚、今、公務員に求められていることのような気がしてきます。
それが「時流」です。

でも、自分は、それだけに猛進する時流も、なにか違う気がするのです。(言葉は適当
でないかもしれませんが)公務員の鷹揚さを忘れてはならないと思うのです。

話は戻ります。利用者は一体いくら出費すればよいのでしょう。いやいや『受益者負担
の原則』があるからというなら、その前に、県民は『受益者負担』を既にしているのだとい
うことを忘れてはなりません。公の仕事に対しては、県民は、土地代、整備代、そして
公務員の給与を含めた運営費として既に『受益者負担』をしているのです。だから、そ
の上さらに利用料を取ろうとするのには、慎重さが必要なのです。それに、ただでさえ
減税も終わり消費税も上がるであろうとしているのに、国も県も市も、それぞれがあっちこ
っちで形を変えて利用料と称して金をとろうというのは・・・・一体どうなんでしょうか?

◆どちらにしても高すぎる! そして子育て応援をいうのなら…

休日の航空公園、その利用者の多くは親子連れです。
県は子育て支援をがんばるとして子育て世代の金銭的負担の軽減にも躍起になってい
ます。上田知事も大号令をかけています。
ならば、こういうところにも配慮して当然のように思います。
以上のような考えからわたしは行動し、知事に対し申し入れをいたしました。


3月24日 上田知事に安易な有料化見直しを迫る



[文頭にもどる]
masato@gutsfujimoto.com
ご意見はこちらから