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平成18年3月30日 第10号
航空公園 駐車場有料化に再考を

この5月から航空公園駐車場がミューズに合わせて?有料化される計画が出されました。私は1年前からそれを懸念し、追跡牽制してきましたが、ここにきて県議3人と安易な有料化はしないよう要請を行いました。

【県の計画は最初の30分は無料だけど以後30分ごとに100円徴収】
この5月から航空公園の駐車場が有料化されると遂に知事部局から連絡がありました。最初の30分は無料でその後30分ごとに100円かかる、という計画なんだそうです。この件については去る平成17年2月議会に指定管理者制度が導入されたときから、それに伴って有料化するのではと私は懸念し、県と交渉し牽制してきたのでした。

【公園は他の公共施設(体育館、コミュニティーセンター、公民館など)とは】
ちょっと意味合いが違う!体育施設の時間利用、公民館の部屋利用などは利用料をとってもよいと感じます。しかし、公園はどうか? どうもそぐわない気がいたします。公園のような公開の空間は、それがあるだけでも緑と空気の面で県民全体に恩恵を与えています。また、コミュニティーセンターなどと違い同じものが民間にもある、というものでもありません。公園は公が作るしかないものです。その点で他の施設とは違います。みんなが恩恵を受け、公で設置するしかないものだから、だから、税金で土地を買い、税金で整備することに県民は文句を言わないのです。それが分かっているから、県営の他の多くの公園施設でも駐車料金は徴収していません!

【駐車場を有料化しても今ある問題の解決には全くならない!】
単に市と県の懐が暖かくなるだけ。航空公園駐車場を有料化したいのは、隣のミューズ利用者が無料の航空公園駐車場に車を止めてしまうのでそれを阻止したいから。それと、通勤の人が不正に駐車場に車を止めてしまっているからそれをさせないため、と説明を受けました。確かに市にとっては平日ミューズ利用者が公園の駐車場に停めてしまうので500円のミューズ駐車場が徴収できず、悔しいでしょうし、県にとっても駐車場は公園利用者のために用意しているのにミューズ利用者が使うのはずるいと思うのだと思います。そして有料化すれば昼寝に来る営業車も通勤利用者もなくなるにちがいありません。
 しかし、それでは問題は全く解決されないのです。県民が困り、求めているのは、春と秋の休日に駐車場が満杯になり1時間以上待たねばならないことと、それに伴い交通渋滞、事故の危険性が増すので、それを解消して欲しい、ということなのです。そのときはミューズの駐車場も公園の駐車場も満杯なので有料化しても問題は解決されません。
ただただ変わるのは市と県に利用料が入ってくるようになった、ということだけです。

【『受益者負担の原則』を理由に、安易な有料化が流行っていないか?】
それにしても、このところ財政難を理由に行政ががめつくなったというか公の鷹揚さが消えたというか、そんな気がしてなりません。まるでどこかに金を搾り取れる種が落っこちていないか、何か理由をつけてお金を取れないものか、と物色して回っているようであります。市の体育館も施設利用は有料、駐車場も有料、そしてコインロッカーも有料です。が、コインロッカーまでお金を取ることはやりすぎのような気がしてなりません。利用者は一体いくら出費すればよいのでしょうか。いやいや『受益者負担の原則』があるから、というのなら、その前に、県民は『受益者負担』を既にしているのだということを忘れてはなりません。公の仕事に対しては、県民は土地代、整備代、そして公務員の給与を含めた運営費として既に『受益者負担』をしているのです。だから、その上さらに利用料を取ろうとするのには、慎重さが必要なのです。

【どちらにしても高すぎる! そして子育て応援をいうのなら・・・!】
休日の航空公園、その利用者の多くは親子連れです。県は子育て支援をがんばるとして子育て世代の金銭的負担の軽減にも躍起になっています。ならば、こういうところにも配慮して当然のように思います。

以上のような理由からわれわれ県議3人は知事に対し申し入れをいたしました。(1人の県議にはお誘いしましたが、賛同いただけなかったので3人になってしまいました。)
今後検討いただき適切な対応をしていただけるものと信じております。


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