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教育情報記事
教育委員会傍聴記 平成18年4月13日 平成20年5月8日

今日のテーマ
高校中退者数の改善



【高校中退者数の改善について】
高校中退者の数、中退率が過去14年間で最少になりました!!
○全日制2,553人、定時制684人、で過去最少。
中退率でも全日制2.23%、定時制14.1%でした。
これは過去12年間で最低。
○理由:
・就労体験活動等によって生徒自身が学ぶ意義を自覚し、学校生活にあたれた。
・補習とアドベンチャー教育で生徒と教員間の信頼関係が結べた。
・これら取り組みをすることで「生徒を立派に卒業させる」という気運が高まり、細かな指導になった。
*とくに、自分発見高校生感動体験プログラム実施校の中退状況は改善された。
・中退者数−12.1%(昨年比) 1年生では −15.7%
・中退率では−0.62ポイント(10.5%→9.8%)1年生では−4.5ポイント(23.8%→19.3%)
○今後の方針:
・高校生感動体験プログラム事業実施高校の拡大と、その取り組み内容の周知。
・教育局内においている中退防止対策連絡会議で協議、検討を続ける。
・中退防止マニュアルを作って全教員に配布する。
自分発見、高校生感動体験プログラムとは
1, フレッシュ高校生体験活動プログラム(無目的入学対策)
 ・企業、施設、農家などで1年生全員を5日間社会体験
2, リカバリープログラム(非行対策)
 ・立ち直り支援計画をつくり福祉体験、地域清掃など1校50人くらい想定
3, ステップアッププログラム(学力、人間関係力不足対策)
 ・補習、仲間と協力する体験をさせる、社会人講師による体験学習など
*各5校(計15校)で行われた。
*それに加え「中途退学防止マニュアル作成委員会」をおいて、対策したという。

資料:詳しくはPDF参照

委員から主な意見…
<委員>
「特筆すべき成果を上げた学校の取り組みを全高校に普及されたい。」
答弁)はい。
<委員>
「生徒、先生、にどんな変化が起きたのか。」
答弁)
就業体験をすることで教師も、生徒を送り出すということでそれまでに生徒をしっかりさせようと
意気込むし、体験実施後のお礼など社会人としての礼儀などの指導も含めて学校総出の
取り組みが功を奏したと思う。受け入れ企業側も「受け入れてみて若者の良さがわかった」
的な感想も多かった。
<委員>
「保護者にも調査をかけてほしい。」
答弁)はい。
<委員>
「中退した生徒の追跡調査はしたか。それを見せてほしい。」
答弁)
平成17年度に100人程度しています。それをお持ちします。
藤本感想)
良い取り組みをされているなあ、と思いました。そして、学校が熱い思いで、昔の青春ドラマのようにみんな仲間だ!!と教師と生徒が取り組むようになればいいなあ、と感じています。
ただ、中退率が埼玉は全国に比べても悪いのは、東京に近接していて私立学校が多く、公立学校が比較的学力不振者が多く公立に行っている傾向であることと、誰でも入学させてしまう方針があることだと私は思い、指摘もしてきました。だからいたずらに中退率、中退者数を下げることだけに血道を上げることはしないでほしいと思っています。高校はされど義務教育ではないのです。学びたくないものは去ればよい、それが大人になるための厳しさの最初の登竜門なのではないでしょうか?
この2月議会で一般質問した2つの高校の事件でも(事情はありますが)退学はさせませんでした。そういう例が増えるのは、やはり歓迎できません。
高校の姿勢として、不本意ながら、とか、渋々、とか生徒にいさせるのなら、いっそ退学させた方がよい。そうではなくて、こいつをどうにかしたいんだっ!!という積極姿勢ならば、ぜひ、どんどんと思うのでありました。
それにしても高校がここまでしなくちゃいけないのか、と思うのは私だけではないでしょう。
「子どもの大人扱い、大人の子ども扱い」
今の世の中全体に言える状況が、学校教育をも侵している、という気もちょっとしました。


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