【教員採用試験から臨採の教員の特別枠を設置】
朝いろいろありまして、今日は教育委員会を傍聴できませんでした。ついたときには報告事項の最後の5分でした。よって、そのあと教育委員会の事務局に行って、詳しく説明を聞きました。平成21年度件教員採用試験の変更点については、新たに次の特別枠を設けます。また、1次試験を1日間で行ったり、2次試験の会場をクーラーのある大学などで行うように変えるようです。
臨時採用経験者に対して、本採用の道が広くなりました。
3つの変更点 | 詳 細 | 適 用 | 特 典 |
新たに設けられた特別選考 | 全国の小学校教員養成大学から各大学1名推薦枠 | 小 | 1次試験免除 |
臨採経験者特別選考
(直近3年間に12ヶ月以上経験したもの) | 小・中、養、高 |
1次試験のうち
「一般教養・教職科目」を免除 |
海外青年協力隊特別選考
(2年間つとめたもの) | 小・中、養、高 |
1次試験のうち
「一般教養・教職科目」を免除 |
小学校得意、特技(体、音、英)特別選考
(優秀な技能、実績を修めたもの、書類審査は行う) | 小 |
1次試験のうち
「一般教養・教職科目」を免除 |
| 家庭科有資格者(調理師免許)特別選考 | 高 | 1次試験免除 |
試験日の変更点 |
小、中、養護教員1次試験を1日で行う
・7月上旬の日曜日、1日間で行う
(今まで7月上旬の土日を使って2日間でやっていた) |
会場の変更点 | 小、中、養護教員の2次試験を県内の大学等で行う (今まで各中学校でやっていた) |
なお、今までもある特別選考枠はそのまま温存されます。
すなわち
今までにある特別選考枠
@ 英語にかかる有資格者特別選考(高)
A 社会人特別選考(高)
B 経験者特別選考(小・中、養)
C 情報処理にかかる有資格者特別選考(高)
D 特別支援教育にかかる特別選考(高)
E 障害者特別選考(小・中、養、高)
F 埼玉教員養成セミナー特別選考(小学校)…県内教員養成大学の3年生でセミナーを受けたもの、60人
*なお、「小」「小・中」「高」とは特別支援学校を含みます。また、「養」とは養護教諭(保健の先生)を指しFの教員養成セミナー特別選考のみ、特別支援学校を含みません。
藤本感想)
臨時採用の先生は、正式採用の教員を目指している。しかし、実際には試験勉強の時間も作れない。というのも目の前の子どもの指導がまず優先されるから。授業の下調べや授業計画を作ったり、部活動に出ればそれで精一杯の時間を使ってしまうものだ。自分の採用試験の勉強まで手が回らず、なかなか合格しない。しかし、教員生活をしているのを見れば、先生にすごく向いている人がいる。ならば、臨時採用の人で資質のある人は試験を免除して特別に採用してやればいいじゃないか、とは私も議会で要請していたことだ。だから、その実現ができてうれしい。教育局としては、まだ、特別枠を何人にするかは決めていないらしい。実際の募集状況を見て、では枠を広げようとか、狭めよう、と言うことになるようだ。
どちらにしても、一次試験で少し受かりやすくなり、2次試験まで残れば、あとは、一般枠できた人と同じ土俵で勝負することになります。ただ、場合によっては、同じ臨時採用経験者でもむしろ、特別枠の方を利用しない方が受かりやすい場合もあるでしょう。だから、最後はその受験者の判断にゆだねられることになります。
求めるところは、試験、点数だけでなく、「人物としてこれは一押し!!」という人を実践から推薦されて、それでその人を採用しやすくすると言うこと。かく特別枠とも人物考査表(学生で言う内申書のようなもの)をひっさげての受験になりますから、それを十分考慮して採用してほしいと思いました。
さいごに、教育局の担当者の英断に感謝申し上げます。