教科書採択について(大洗の例)
大洗町教委が教科書採択で協議会方針に反対(茨城)
大洗町教育委員会は、町立中学校2校で来春から使う歴史教科書について、14市町村で構成する「第3採択地区」の教科書選定協議会の決定に異例の反対を決めた。「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーらが執筆した扶桑社発行の教科書の採択を希望しているとみられる。しかし、教科書無償措置法では、地区内は同一種を採択しなければならず、既に協議会決定を追認した市町村があり、今後も大勢は変わらないとみられ、協議会の決定が優先されそうだ。
教科書採択は4年ごとに選定作業が行われ、今年が採択年にあたる。市町村の教育長らで構成する協議会の決定に沿って、各市町村教委が8月末までに最終決定する。県内は七つの採択地区に分かれ、大洗町は、水戸や常陸大宮、那珂、笠間市などと「第3採択地区」に属している。
同地区の協議会は今月8日に開催。中学校・歴史は扶桑社以外の教科書が選ばれた。これを受けて12日に町教委が開かれたが、協議会の決定を受け入れない意見が大勢を占め、協議会側に意向を伝えた。
協議会事務局のひたちなか市教委は「選定作業中なのでコメントできない」としている。 |