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ガッツが行くNo.68
藤本正人活動日記平成17年6月19日


  自閉症について学びました 
6月18日(土)
埼玉県自閉症協会の方に教えていただき、講座をうけた。自閉症については知っているつもりになっていたが、そうではないことを知った。以下は覚え書きとしたい。順不同、思いつくまま羅列する。その後、夜は自民党三芳支部の総会にお招きを受けたので出席した。

自閉症スペクトラムについての講座(草加市)
よこはま発達クリニック、大妻女子大教授 内田登紀夫先生

<自閉症の特徴と経緯>
1 自閉症の経緯
自閉症は1943年、カナーという人により発見された。翌年ァスペルガーによっても指摘される。ァスペルガー症候群の場合、3歳までに言葉も使うし、周囲への関心、身辺整理、適応行動など問題ない。その後に社会的関係に質的に障害がでたり、行動、興味が制限されて反復行動があったりする。乳幼児期に子ども同士でごっこ遊びをしない。同年代の子と遊んでも自分の決めたパターンを押しつけ仕切りたがり、嫌われるか、受け身になるかで、結局なかなか遊べない。自閉症スペクトラムとはカナーが指摘した古典的自閉症からァスペルがー症候群までの一連を指す。高機能自閉症といった場合、IQが70から80以上である場合をいう。
2 自閉症の特徴
○認知発達が均等でない
・計画し行動したり修正したりできない。
・全体の中から部分を理解しない。木を見て森を見ない。
・自分の知っていることは他人も知っていると思うなど、他人の気持ちを読めない。
○感覚刺激に異常な反応を示すことが多い。
○強い不安。
○気分の異常。
○姿勢、運動の異常。
○その他
視覚が優位であり、耳で聞いて理解しづらい。書き言葉、文字なら覚えたり理解したりできる場合が多い。人を見るときに口をみていたりする場合が多く、目の付け所が違う。(人を見る場合、目を見るものだが)だから、人の心を察せない。生まれつきの民主主義者である場合が多く、言葉遣いを相手によって変えたりできない。自分で計画し、それを実行に移すまでができないので結局指示待ち人間、反復に陥ったりする。
3 自閉症児、者に対する接し方
1 構造的に。わかりやすく、視覚を使う指示の仕方で。
2 穏やかに。その子にあった方法で。一人一人違う。
3 Positiveに。叱られるとそのときのことだけを覚えているので。
○その他自分で感じたことのまとめ
教室も構造的に改造する。(箱やかごで整理整頓。順番もわかるように明示。時間割もカードで示し、終わったらはがしていくなどすると次が何かもわかり不安が無くなる。)一人になるときと皆でいる場所の保証をする。抑鬱になったり異質性が目立ったり自己卑下する傾向が必ずでる。周囲が変わることこそ大切。そして、敬意を持って接すること。居場所がないと引きこもりになる。ホームスクールも自閉症解決の一助になるかもしれない。苦手な強化にも配慮する。極端な場合、いやな科目はやらないという手もある。統合教育がいいというわけでもない、また、取り出しで個別だけがいいというわけでもない。一人一人にあった工夫を。会話におけるルール、グループに入ったときのルールなど決めごとを生徒とも他の生徒ともしておくとよい。構造化されていないときはグループに入らない方がよいこともある。何でもいつでも人の中に入れればよいということはない。

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